HiM来日公演に緊急参加してきました
もう一昨日になるけど、Mice Paradeのdrummerダグ・シャリン率いるHiMの来日公演に縁あって参加してきました。
ダグはこういう人↓
ダグ・シャリン(Doug Scharin)
HiM/Mice Paradeやバーニー ウォーレル、ビル ラズウェル、ジェフ パーカー(トータス)とのACTIVITIES OF DUST、Enablersなどで活動。90年代よりCodeine、Rex、June of 44といった米インディー/オルタナ シーンの重要バンドを渡り歩き95年よりHiMをスタート。ダブ〜アフロビート〜エレクトリック ジャズを横断したエッジの効いたサウンドとダイナミックで切れ味鋭いドラミング、複雑でしなやかなグルーヴは日本をはじめ多くの音楽家に影響を与えているポストロック最重要ドラマー。
Mice Paradeといえば、この曲が入ったアルバムが好きでよく聴いてた。
もう七〜八年前になるかな?
先週からMice ParadeとHiMの公演で来日してて、
最近参加しているPalmechoの小谷和也氏がダグやMice Paradeのメンバーと親交がある関係で
彼らに紹介してくれ、リキッドでのライブを観に行ったり、
今回のHiMライブに緊急参加することになった。
かずちゃんありがとう!
リハは前日の一回のみ、演奏音源等もギリギリの確認で一時はどうなることかと思ったけど(笑)
LIVEは時間の感覚を失う程の楽しさと素晴らしさで本当あっという間でした。
HiMのアルバムも一枚持ってて、
JAZZやDUB、ROCKの絶妙なブレンド具合がとても自分好みで前から好きなバンドだったけど、
その音を自ら参加して内側から感じさせてもらえて、
そのかっこよさの秘訣や理由を一つ一つ紐解いて感じることが出来た貴重な経験でした。
複雑に思えたリズムやメロディも、それぞれはとてもシンプルなラインであり
それらを一つに組み合わせた時にミラクルが起きる。
メロディとリズムの複雑な絡みと展開で前頭葉を刺激し、
ツインドラムから繰り出される強力なビートは身体を揺らす。
今回のライブに参加させてもらったおかげで、
また素晴らしい経験と沢山のアイデアやヒントを貰えたと思います。
今回の共演で、彼が心から音楽とドラミングを愛していることがとても伝わって来たし、
ドラムを叩いていることが楽しくて仕方が無いと思う。
そのドラミングからは、一緒に演奏していても愛や楽しさが一音一音に詰まって伝わってくる。
(ドラムに限らないと思うが、良いドラマーからはその人の愛がとても伝わってくる。
一見そんな風に見えない人でも、一度一緒に演奏すればその人の愛の深さが分る。それには相当のテクニックは必須条件であり、そのうえで表現出来る必要がある領域だと思う。
それは年齢や経験により、より深まっているように、またいくように思う。)
音の一つ一つが生きている。そこに参加する全ての音がそうあることが、
本当の「ポリリズム」というものの在り方かもしれない。
演奏終了後、帰り際ダグに別れの挨拶をしに行くと、
今回バンドに参加してくれたことに対する感謝と、
僕の演奏について「Amazing!」と言ってくれてとても嬉しかった。
再会と再びの共演を誓って、ハグをして別れた。
今回はこちらこそどうもありがとう。
演奏を通じて自己を表現出来るということの素晴らしさ、
時間はかかっても、そこには言葉の壁はたいした問題ではない。
大切なのはお互いにリスペクトしあえる、自分自身を表現出来る「何か」だ。
そのことを改めて強く感じた素晴らしい経験でした。
ダグはこういう人↓
ダグ・シャリン(Doug Scharin)
HiM/Mice Paradeやバーニー ウォーレル、ビル ラズウェル、ジェフ パーカー(トータス)とのACTIVITIES OF DUST、Enablersなどで活動。90年代よりCodeine、Rex、June of 44といった米インディー/オルタナ シーンの重要バンドを渡り歩き95年よりHiMをスタート。ダブ〜アフロビート〜エレクトリック ジャズを横断したエッジの効いたサウンドとダイナミックで切れ味鋭いドラミング、複雑でしなやかなグルーヴは日本をはじめ多くの音楽家に影響を与えているポストロック最重要ドラマー。
Mice Paradeといえば、この曲が入ったアルバムが好きでよく聴いてた。
もう七〜八年前になるかな?
先週からMice ParadeとHiMの公演で来日してて、
最近参加しているPalmechoの小谷和也氏がダグやMice Paradeのメンバーと親交がある関係で
彼らに紹介してくれ、リキッドでのライブを観に行ったり、
今回のHiMライブに緊急参加することになった。
かずちゃんありがとう!
リハは前日の一回のみ、演奏音源等もギリギリの確認で一時はどうなることかと思ったけど(笑)
LIVEは時間の感覚を失う程の楽しさと素晴らしさで本当あっという間でした。
HiMのアルバムも一枚持ってて、
JAZZやDUB、ROCKの絶妙なブレンド具合がとても自分好みで前から好きなバンドだったけど、
その音を自ら参加して内側から感じさせてもらえて、
そのかっこよさの秘訣や理由を一つ一つ紐解いて感じることが出来た貴重な経験でした。
複雑に思えたリズムやメロディも、それぞれはとてもシンプルなラインであり
それらを一つに組み合わせた時にミラクルが起きる。
メロディとリズムの複雑な絡みと展開で前頭葉を刺激し、
ツインドラムから繰り出される強力なビートは身体を揺らす。
今回のライブに参加させてもらったおかげで、
また素晴らしい経験と沢山のアイデアやヒントを貰えたと思います。
今回の共演で、彼が心から音楽とドラミングを愛していることがとても伝わって来たし、
ドラムを叩いていることが楽しくて仕方が無いと思う。
そのドラミングからは、一緒に演奏していても愛や楽しさが一音一音に詰まって伝わってくる。
(ドラムに限らないと思うが、良いドラマーからはその人の愛がとても伝わってくる。
一見そんな風に見えない人でも、一度一緒に演奏すればその人の愛の深さが分る。それには相当のテクニックは必須条件であり、そのうえで表現出来る必要がある領域だと思う。
それは年齢や経験により、より深まっているように、またいくように思う。)
音の一つ一つが生きている。そこに参加する全ての音がそうあることが、
本当の「ポリリズム」というものの在り方かもしれない。
演奏終了後、帰り際ダグに別れの挨拶をしに行くと、
今回バンドに参加してくれたことに対する感謝と、
僕の演奏について「Amazing!」と言ってくれてとても嬉しかった。
再会と再びの共演を誓って、ハグをして別れた。
今回はこちらこそどうもありがとう。
演奏を通じて自己を表現出来るということの素晴らしさ、
時間はかかっても、そこには言葉の壁はたいした問題ではない。
大切なのはお互いにリスペクトしあえる、自分自身を表現出来る「何か」だ。
そのことを改めて強く感じた素晴らしい経験でした。
by sinfujieda
| 2011-02-10 04:16
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